デザインエンボスとは
デザインエンボスは、金型を用いてエンボス加工をすることで金属パネルに球形や四角形、六角形の凹凸をつけ、立体的な表現を施した建築用の内装・外装用パネルです。
内装や外装に用いた場合、壁面などがしっかりと立体的にみえるため、より特徴的で意匠性の高い空間演出が可能です。
デザインエンボスの使用例としては、壁板、バルコニー、階段目隠し板、間仕切り、天井板、など、内外装材としてさまざまな用途でご使用いただけます。
また、床パネルとして使用する際は、エンボスの凹凸を滑り止めとしてもご活用いただけます。
デザインエンボスの仕様について
材質 | アルミ、鉄、アルミ樹脂複合板 ※その他の材質につきましても製作実績がございますので、ご相談ください。 |
2次加工 | 異形への切断や切り欠き、曲げなどの各種追加工も承ります。 |
着色 | ご希望のカラーへの塗装やアルマイト処理が可能。 ※塗装・アルマイト処理を行う場合、フックの取付けのための吊り孔をあける必要がございます。 |
デザインエンボスのレギュラーパターン
デザインエンボスは4種類のレギュラーパターンがございます。
こちらの4種類につきましては、1000×1000の規格品を以下のページよりご購入いただけます。
※規格品の寸法は幅・高さともに800 mm~1000 mmまでご指定いただくことが可能です。
デザインエンボス 1000×1000 商品一覧ページ
各パターンの詳細につきましては、以下よりご確認ください。
半球(小)
エンボスの形状はボールの半分だけが盛り上がったような形です。
半球部分の直径は6 mm、半球の中心間の長さ(ピッチ)は20 mm、半球の高さは1.5~1.8(±0.2)mmになります。
半球(小)の商品ラインナップは以下の通りです。
デザインエンボスパネル 【半球(小)】 t1.5 1000×1000
デザインエンボスパネル 【半球(小)】 t2.0 1000×1000
半球(大)
エンボスの形状はボールの半分だけが盛り上がったような形です。
半球部分の直径は25 mm、半球の中心間の長さ(ピッチ)は65 mm、半球の高さは4.1~4.5(+0.5 -0.2)mmになります。
半球(大)の商品ラインナップは以下の通りです。
デザインエンボスパネル 【半球(大)】 t1.5 1000×1000
デザインエンボスパネル 【半球(大)】 t2.0 1000×1000
角千鳥
エンボスの形状は正方形の突起が一つおきに千鳥配置された形です。
正方形は50 mm角、正方形の突起部の中心間の長さ(ピッチ)は100 mm、突起部の高さは0.9~1.1(±0.2) mmになります。
角千鳥の商品ラインナップは以下の通りです。。
デザインエンボスパネル 【角千鳥】 t1.5 1000×1000
デザインエンボスパネル 【角千鳥】 t2.0 1000×1000
亀甲
エンボスの形状は亀の甲羅のように正六角形が並んだ形です。
六角形の1辺は30 mm、六角形の突起部の中心間の長さ(ピッチ)は56.96 mm、突起部の高さは0.4~1.1(±0.2) mmになります。
亀甲の商品ラインナップは以下の通りです。
デザインエンボスパネル 【亀甲】 t1.5 1000×1000
デザインエンボスパネル 【亀甲】 t2.0 1000×1000
デザインエンボスの2次加工について
ご希望のサイズでの製作や、取付のための曲げや取付孔の加工、塗装やアルマイト処理など、各種2次加工にも幅広く対応可能です。
また、レギュラーパターンの4種類以外にも、金型を製作することでお客さまのご希望のデザインエンボスを製作することが可能です。
費用・納期ともにかかりますが、ご希望のデザインがございましたらまずはお気軽にご相談ください。
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